連詩との出会い ――連詩とは?

 
連詩(RENSHI)とは
 
『複数人で5行の発句から、3行、5行の短い詩をリレーのように連ねながら共同創作していく創作現代詩』
                                     (2013年しずおか連詩の会 案内チラシより)
 
 
 
現代人の多くは詩を読むことならまだしも、自分で詩を作ってみるという機会はなかなかないのではないでしょうか。
 
そういう私も読書は好きなんですが、詩の本を買って読むということはほぼなかったです。
 
 
そもそも「詩」というのは、読んでもよく意味が分からない。 
 
作者が何を言いたいのか? そんなこと俺に聞くなっ! って感じでした。
 
ましてや詩を書くとなれば、特別な日本語のセンスや、広い知識、詩という文学への理解が必要だろうし、
 
いざ書くとなっても、何を書けばいいのかさっぱり分からない。何も思いつかない。
 
 
 
そんな私が初めて「連詩」に出会ったのは、2013年しずおか連詩の会の発表会です。
(現役女子大生の詩人、文月悠光さんが可愛かった!)
 
そこで五人のプロの詩人たちの作品発表とその解説を聞いて、大切なことに気づきました。
 
詩は感性の違いを楽しむものだったんだ!
 
もちろんこれは楽しみ方のひとつに過ぎませんが、詩を読むにも書くにもすごく重要なことです。
 
 
そして私はもう一つ、重要なことに気づきました。
 
詩は、実は誰にでも気軽に書けるのだ!
 
 
なぜなら、私が考えるに、詩を書くために必要な最低限の技術は 『連想』 だけだからです
 
 
っていうか、連想って何? と考える前に。
 
突然ですが、マジカルバナナという遊びをしたことがありますか?
 
「バナナと言ったら黄色」 「黄色と言ったらレモン」 「レモンと言ったら酸っぱい」 
 
みたいなことを延々続けていく暇つぶしのための遊び(?)です。
 
これがまさに 連想 です
 
これが詩を書くための必要最低限の技術です。 こんなの誰にでもできますよね。
 
でも、本当にこれだけでちょっとかっこいい詩のようなものが書けてしまうんです。
 
実際にどうやって詩を作っていくのか、次のページで詳しく具体的に解説します。 (工事中!)